特定社会保険労務士 野崎大輔先生のご著書
「ハラ・ハラ社員」が会社を潰す
講談社+α新書
講談社様刊行
ハラスメント対策が謳われる様になり、かなりの年数が経ちますが、ハラスメントの概要やバリエーションも豊富になり、形状も変化して来ています。
ハラ・ハラというのは、正当な指導や助言、または注意を、とにかく全てをハラスメントと解釈し、上司や会社に対して抗議したり、社内の秩序を乱す等に至る言動を取る等の行動を言いますが、この様な思考から、そのような言動を取る労働者のかたに、日々、悩まれる経営者様、総務人事のご担当者様も最近は増えている様です。
その状況が、正当な指導や助言であるのか、度を超える域でハラスメントに該当するのかは、客観的な状況から正確に見極めて、冷静に判断し、それに応じた対策を考えながら、長い視野で改善策を考え、講じて行く必要があります。
書籍は大変分かりやすい内容で、専門家から一般の方々にも親しめる読みやすさであり、分かりやすい構成です。
ハラスメント対策としてお勧めの一冊です。
酒井世津子社会保険労務士事務所